問題1

鉄棒が怖い子、
まず何から始める?

5歳のAくんは鉄棒が怖くて、ぶら下がることすらしようとしません。
「やってみて」と声をかけても首を横に振るだけです。

鉄棒に慣れさせるために、まず何から始めますか?

鉄棒の前でためらう5歳児のイメージ

下へスクロールして答えを確認できます

答え

まずは、ぶら下がりから始めます。
ぶら下がって足うちなどから始め、足を浮かせることができるようになったら、逆上がりにつなげていきます。
前回りから始めてはいけません。

POINT

いきなり前回りから始めるのではなく、ぶら下がり・足うち・補助つきの回転など、怖さを感じにくい順番で経験を積むことが大切です。

解説

なぜ、前回りから
始めない方がいいの?

前回りは、足が宙に浮いた状態から、何もないところに向かって頭を高いところから下ろしていく動きです。そのため、こどもによっては強い恐怖心を抱きやすい動きでもあります。

一方で、逆上がりは足を地面につけた状態から、足を上に上げていく動きです。同じ「回る」動きでも、こどもが感じる怖さは大きく違います。

2歳頃からぶら下がりができるようになったら、大人が足を持ち上げてくるっと一回転させてあげることで、回転感覚を育てることができます。

回ることを「楽しい」と感じるのか、「怖い」と感じるのかは、その後の運動にも大きく影響します。一度恐怖心を持ってしまうと、それを取り除くのに時間と手間がかかるため、最初の経験の順番がとても大切です。

「どう対応する?」がわかる

こどもの運動指導 練習問題集

保育・療育・運動指導の現場で
迷いやすい場面を全10問にまとめました

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現場での判断には、
理由があります

鉄棒が怖い子、跳び箱を嫌がる子、マット運動で体を支えにくい子。保育・療育・運動指導の現場では、声かけや補助の仕方に迷う場面が少なくありません。

大切なのは、単に「できた」「できない」を見ることではありません。

こどもが何を怖がっているのか
どの力がまだ育っていないのか
どこに怪我のリスクがあるのか
どんな声かけや補助が合っているか

こうした視点を持つことで、運動の時間はただ体を動かす時間ではなく、こどもの発達を支える大切な関わりになります。

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この問題集で扱っているような、こどもの発達段階に合わせた声かけ・補助・安全配慮は、運動保育士資格の講座で体系的に学ぶことができます。講座内容や受講の流れ、費用などを詳しく知りたい方は、資格資料をご確認ください。

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