鉄棒のぶら下がり遊びで子どもの発達をチェックすることができます。 アイコン

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鉄棒のぶら下がり遊びで子どもの発達をチェックすることができます。

鉄棒あそびはほとんどの方がやった経験があると思います。
何歳頃からできるのかというと、
早い子では月齢12ヶ月頃になると両手で鉄棒につかまって
ぶら下がることができる子がいます。
ほとんどの子ができるようになるのは、2歳頃です。

2歳になってぶら下がりができるようになったら、
ぜひチェックしていただきたいポイントがあります。
ぶら下がった時、
・体が伸びてだらーんとしている
・足を曲げて持ち上げることができている
このどちらかに大体分かれるので、見てみてください。

足を持ち上げることができる子は、腹筋や背筋といった
体幹の筋力が育っているので、普段の座り姿勢も良かったり、
安定した歩行や上手なジャンプができていると思います。
反対に、体が伸びてしまっている子はまだそれらの筋力が
弱いので、いろいろな遊びを通して育ててあげる必要があります。
子ども達の年齢や発達段階に合わせて楽しい運動あそびを
提供してあげてください。

今日は、私達が提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」
の中から「回転大縄跳び」をご紹介します。

大縄跳びを跳びますが、その場でゆっくり回転しながら
10回くらい連続で跳びます。
気をつけるポイントは、同じ場所で跳ぶこと、
腕を振って一定のリズムで跳ぶことです。

また、回転しながら跳ぶには上半身をひねりながら
跳ぶことが大事になります。
一気に回らず、少しずつ小刻みに回りながら跳び、
慣れてきたら1回で90度や180度ずつ回転できるように
少しずつレベルアップを目指して遊びましょう。

他にもレベルアップとして
着地位置に四角いマスをテープなどで作っておき、
その中からでないように回転ジャンプをする。
指導者が手を叩いた数だけ回転ジャンプをする。
などのアレンジあそびがあります。

こうしたアレンジで子ども達が自分の体を思い通りに
動かせる力が身についていくので、
ぜひ子ども達の育てたい力に合わせた遊びで
一緒に楽しく遊んでみてください。

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