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子どもの学びは実体験を伴う遊びが最も効果的です

私たちの日常生活の中には、様々な「数」が溢れています。
物の量や個数、年齢、クラス、電話番号、テレビのチャンネル、
順番、、、
たくさんの意味がある数字の理解は、
すぐにできるものではありません。
幼児期からの体験や教育で身に付けていきますが、
座学よりも遊びの中から学ぶ方が圧倒的に効果的で、
スムーズに子どもの中に入っていきます。

普段遊んでいる時に、
「赤いミニカーは3台あるね」
「絵本2冊持ってきて」
「あと3人で〇〇君の順番だね」
「3回やったら帰ろうね」
「拾ったどんぐりの数を数えてみよう」
など数字を絡めた声掛けをたくさんして、
実体験を重ねながら自然に身に付けていけるように
関わることが大事です。

今日は、私たちが提供している運動あそび
「柳沢運動プログラム」の中から
「積木拾い+途中で積木積み」をご紹介します。

床にたくさん積木をばらまいておきます。
子どもは、指導者に指示された色や形、数の通りに
積木を拾い、指定された場所に積み重ねます。
積木を積む場所は、事前に折り紙などで用意しておきます。

「積木を3つ拾って、赤い場所に積んでね」
などの指示をよく聞いて記憶し行うためには、
物への認識や記憶を一定時間保つことが必要になります。
年齢や段階に合わせた指示を出すことで、
楽しみながら能力アップにつなげていくことができます。

慣れてきたら、数だけでなく形や色などの条件も
加えて少しずつステップアップしながら
遊べるように工夫していきましょう。

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