脳機能を高めるには激しい運動ではなく軽度の運動あそびが最適です。 アイコン

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脳機能を高めるには激しい運動ではなく軽度の運動あそびが最適です。

運動が健康を保つために良いということはほとんどの方が
知っている事実ですが、だからといって激しい運動をするのは
脳にとっては実はあまり良いことではありません。
激しい運動は心肺機能を高めるためには効果がありますが、
脳のパフォーマンスだけ見るとあまり良くないのです。

特に子ども達であれば、楽しくできる運動あそびが最もおすすめです。
適度な運動は集中力や記憶力を高めた状態にしてくれるので、
学力向上にもつながりやすくなります。

ぜひ毎日少しの時間で良いので、運動あそびの時間を習慣付けて
子ども達の持っている力を最大限に引き出していきましょう。

今日は、私達が提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」から
「横ジャンプ移動」をご紹介します。

数人ずつ横一列に並び、体を横向きにしたら肘を体の横につけて
ステップを踏むようにして横ジャンプでまっすぐ進みます。
もし途中で曲がって進んでいってしまう場合には、
足元にテープなどでコースを作って行いますが、
目線が足元ばかりにいってしまわないように声掛けをしてください。

顔の向きは進行方向ではなく正面を向いたまま進むのが
大事なので、最初のうちは指導者が子ども達の前で向かい合って
見本を見せながら行うとやりやすいです。

最近は、日常の中で横に動くような動作をする機会が少なく、
反復横跳びのような巧緻性を必要とする運動を苦手としている子が
とても多くなっているので、運動あそびとして取り入れることで
経験できるようにしていきましょう。

ただ、同じ動きを繰り返すだけだと子ども達も飽きてしまうので、
コースを工夫したり他の動作をプラスしたりしながら、
楽しく継続していけるようにしていくことが大切です。

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