幼児期は遊びながら学習に向けた土台作りをする時期です。 アイコン

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幼児期は遊びながら学習に向けた土台作りをする時期です。

「早期教育」という言葉をよく耳にしますが、
幼児期の子ども達に必要なのは、長い時間机に向かって
知識を詰め込んだり、テストで良い点が取れることばかりを
目指す教育ではありません。
小学校から始まる本格的な学習に向けて、その土台となる
基礎的な力を養っておくことが大切です。

そのために最適なのが「運動あそび」です。
私たちが提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」は
屋内でも行なえて、楽しく体を動かして遊びながら
子ども達の体・心・脳を育てることができるプログラムです。
そして、小学校からの教科学習につながる力を
効果的に身に付けていくこともできる内容になっています。

子ども達の年齢や発達段階に応じた運動あそびで
1人1人の持っている力を引き出し、伸ばしていきましょう。

今日は、柳澤運動プログラムの中から「動物荷物運び」
をご紹介します。

まずは、四つんばいの犬の姿勢になり、
背中の上に荷物を乗せて落とさないように運びます。
犬歩きができたら、クマ歩き、片足クマ歩きと難易度を
上げて挑戦してみてください。

背中に乗せる物は、積み木やカップなど軽くて安定する物にします。
自分の背中は見えませんが、乗っている物を感じながら
落とさないように慎重に移動することで、
バランス力や身体コントロール力、空間認知力や身体周辺感覚も
養われていきます。
少しずつ距離を伸ばしたり、乗せる物を変えたり
歩くコースにアレンジをしたりしながら遊んでみてください。

この遊びは運動が苦手な子でも活躍できることが多いので、
そういう子が上手にできていたらすかさず褒め、
みんなの前で見本を見せてもらうなどしながら
その子の自信にもつなげていきましょう。

そして、子ども達が遊びながらも育てたい力を
効果的に身に付けていけるように、
子ども達に合ったアレンジや工夫をしていくことが大切です。

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