運動あそびは集中力を高め、学習効率向上にもつながります。 アイコン

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運動あそびは集中力を高め、学習効率向上にもつながります。

最近、集中力が持続しない子ども達が多くなっています。
一般的に子どもの集中力は短く、10~15分ほどと
されていますが、この短時間でさえ集中力が保てない子が
とても増えているのです。

勉強でも運動でも、集中して取り組めるかどうかで
その効果には大きな違いが出てきます。
30分集中して勉強するのと、だらだらと2時間机に
向かっているのとどちらが効率的かは
考えなくてもわかります。

だからといって子どもに「集中しなさい」と言うだけでは
難しいので、まずは子どもが集中できるような
環境作りをすること、そして誰でも好きなことや
楽しいことには集中しやすいので、
子どもが興味を持てる工夫をすること、
睡眠不足などを避けて体調を整えることなどが大切になります。
また、適度に体を動かした後集中力が高まることが
わかっているので、運動と学習をうまく組み合わせて
取り入れることもポイントです。

今日は、私たちが提供している運動あそび
「柳澤運動プログラム」の中から「回転大縄跳び」を
ご紹介します。

1人で大縄跳びを連続で跳びますが、
跳ぶ度に回転しながら跳ぶようにします。
回転といっても、一度に1回転するのは難しいので
90度ずつや180度ずつなどで回れれば良いです。
できるだけ同じ場所で跳べるように、
足元にテープで四角を描くなど目印があると
やりやすいかもしれません。
回転した時も両足がバラバラにならないように、
足を閉じたジャンプを意識するのもポイントです。

また、回転することで縄の位置を見失いやすくなります。
縄はゆっくり回して、どちら側から縄がくるかを
その都度声掛けしてあげても良いです。

慣れて余裕が出てきたら、跳びながらなぞなぞに答えてみたり、
手を叩いてみたり、少しずつ難易度を上げたり
アレンジを加えながら楽しく遊んでみてください。

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