子ども達が興味を持てる説明や見本で運動あそびへのやる気を促しましょう。 アイコン

最新情報・コラム

子ども達が興味を持てる説明や見本で運動あそびへのやる気を促しましょう。

4月に入園した子ども達も保育園・幼稚園での生活に慣れた頃です。
子どもとの信頼関係が築けてくると、大人の言葉に興味を持てたり
集中しようとしてくれるようになります。

運動あそびでは、安全に楽しく遊ぶためにも子ども達に
しっかりと話を聞いてもらうことが大事になってきます。
子ども達が興味を持てるような導入、話し方、見本、設定などを
意識してみてください。

今日は私達が提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」の中から
「ジグザグカンガルー&タンバリンタッチ」をご紹介します。

床に縄やテープで1本線を引き、その線を踏まないように
両足を閉じてジャンプするカンガルージャンプで
ジグザグに進んでいきます。
1回進むごとに、指導者が持っているタンバリンを
タッチするようにしましょう。

ジグザグにジャンプしながら前に進んでいくためには、
前方向ではなく斜め前に跳ぶ意識が大事になります。
斜め前にジャンプしながらスムーズにジグザグに進んでいくためには、
足の力だけでなく上半身も連動させて動くことが必要です。
また、一定のリズムで連続ジャンプをするためには
腕振りもポイントになります。
ゆっくりで良いので、腕を振りながらジャンプできるように
してください。

縄を踏まないように足元の縄を意識しながら、
同時にタンバリンの位置も見ている必要があり空間認知力や
身体コントロール力も育つ遊びです。
さらに、足を閉じたカンガルーを意識し続ける必要もあるので
少し難しい子もいます。

足がバラバラになりやすい子には、膝の間に「魔法ののり」を
塗るという設定で足を閉じることを意識しやすくしたり、
膝の間に紙やハンカチを挟んであげるとやりやすくなります。
他にも、その子の苦手に合わせて動きを分解して練習したり、
声掛けや補助などを1人1人に合わせて行いながら、
その子のペースで少しずつステップアップして
いけるように指導してみてください。

一覧へ戻る