子ども達の生きる力を育てるのは「遊び」です。 アイコン

最新情報・コラム

子ども達の生きる力を育てるのは「遊び」です。

子ども達は4歳や5歳になると、集団遊びを楽しめるように
なってきます。
この集団遊びをする時にぜひ取り入れていただきたいのが
話し合い、作戦会議の時間です。

最近の子ども達の遊びは単純化してきているといわれます。
遊びの中で自分達で考えて行動するという経験を増やし、
将来の生きる力につなげていって欲しいと思います。
なぜこれをやるのか、どうすればもっとうまくいくのか、
考えたり工夫してやってみることは社会に出てから
とても必要になる力です。

子ども達同士で自由に遊ぶ時間が減っている今、
園や学校でできる集団遊びの時間がとても大切です。
ぜひ、遊びの中では作戦会議や振り返りの時間を
取り入れて、子ども達の育ちにつなげていって
いただきたいと思います。

今日は、私たちが提供している運動あそび
柳澤運動プログラムの中から「スキップ氷鬼」を
ご紹介します。

いわゆる氷鬼を、スキップで行います。
走って行なう鬼ごっこでは衝突事故が起こりやすいですが、
スキップで行なうことで衝突事故は起こりにくくなります。
楽しくて興奮してきたり、鬼に捕まりそうになると
途中でつい走ってしまいたくなりますが、
絶対に走らずスキップで行なうことを徹底してください。
ルールを守るということも、社会性を育てるという面で
とても重要なポイントです。

鬼ごっこは、鬼と自分との距離感、位置を常に把握しながら
他の友達も見て逃げる方向やタイミングを決めて
瞬間的に動く必要があり、とても頭を使う遊びです。
集中力、判断力、空間認知力、瞬発力、
そして社会性が大きく育てられるので、
集団遊びができるようになったら
ぜひいろいろな鬼ごっこを積極的に取り入れてみてください。

一覧へ戻る