人間関係の土台作りを遊びながら身に付けていきましょう。 アイコン

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人間関係の土台作りを遊びながら身に付けていきましょう。

今の保育園や幼稚園、小学校の子ども達の中には、
友達とうまく遊ぶことができなかったり、
仲の良い友達がなかなかできないという悩みを
持っている子がとてもたくさんいます。

さらに今回のコロナ過により、友達と接する機会が
グンと減ってしまい、しばらくは集団遊びも
今までのようにはできないかもしれませんが、
子ども達が社会性など生きる力をしっかりと
養っていくためにはやはり遊びが欠かせません。

友達と一緒に遊ぶということは、友達の誘い方から始まり
時には自己主張をしたり、時には相手の意見を聞くこと、
そして譲ったり譲られたりする中で
お互いに思いやりを持ち、ルールを守ることや、
異年齢の友達との関わり方なども学んでいくことができます。

今後の人間関係の土台作りをしっかりしていくためにも、
友達と遊ぶという経験を小さいうちからできるだけ
たくさん積ませてあげることが大事です。

今日は、私たちが提供している運動あそび
「柳沢運動プログラム」の中から
「忍者ゲーム」をご紹介します。

指導者と子どもで向かい合って立ちます。
指導者は丸めた新聞紙など刀に見立てたものを持ち、
まずは「頭」と言って子どもの頭の辺りを
刀で横方向にスイングさせます。
子どもは刀に当たらないように、しゃがんで避けます。
次は「足」と言って刀で子どもの足元をすくうように
スイングさせ、子どもはジャンプして避けます。
これを繰り返して遊びます。

繰り返し行なうことで、1回動いた後もすぐに体勢を整えて
耳を澄ませ、次の指示への準備をする力が必要になります。
これにより、集中力や聞く力、判断力、そして社会性が
しっかりと養われます。
また、しゃがんだりジャンプしたりを繰り返すので
スクワットのような動きができ、主に下半身の筋力を
強く刺激し育てることができます。

慣れてきたら徐々にスピードアップしてみたり、
「頭」と足」をランダムにする、
違う言葉でやってみるなどアレンジをしながら
遊びこんでいきましょう。

指示をよく聞いて動く、という場面は日常生活でも
とても多くあり大事な力です。
遊びの中で刺激することで、少しずつ身に付けて
いけるように働きかけていきましょう。

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