子どもの学力を伸ばすためには運動との組み合わせが効率的です。 アイコン

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子どもの学力を伸ばすためには運動との組み合わせが効率的です。

1月も後半にさしかかり、進学・進級に向けて
子どもの学力を向上させたいと思われている保護者の方も
多いと思います。
そんな中で子どもが小さいうちから学習塾に通わせるという
ご家庭も多いとおもいますが、
子どもの学力を伸ばすためには、机に向かって勉強をするだけでは
あまり効率の良い方法とはいえません。

子どもの学力は運動能力と密接に関わっています。
勉強と運動をうまく組み合わせて、効率よく学力向上を
目指していくことが大切です。

私達は運動あそびで子ども達の体や脳の発達を促しています。
その運動あそびプログラムの中から「ウシガエルの線路上進み」
をご紹介します。

まずウシガエルの動きは、足を股関節からしっかり開いてしゃがみ、
両手はパーに開いて真ん中に揃えてついた姿勢から、
手→足→手→足の順番に前に出して進む動きです。

このウシガエルの動きを、線路を使って行います。
床に2本のテープなどを使って線路に見立てたものを作ります。
子どもはウシガエルの姿勢になったら、顔を前に向けます。
そして両手を線路の中についたら、ジャンプして
足は線路の外側につきます。
手→足→手→足の順番に前に出す動きを繰り返して
線路を進んでいきます。

手をつく時に、手のひらを浮かせて指先だけでついてしまう
子がいますが、怪我をする可能性があるので
指先ではなく手のひらまでしっかりつくようにします。
また、足をつく位置は、手の横か手よりも前にくるように意識します。
この時顔が下を向いていると、前のめりにつぶれてしまうので、
顎を開いて前を向くことと腕に力を入れておくことを
見本を見せる時にしっかりと伝えてください。

もし手と足が一緒にジャンプしてしまう子がいたら、
子どもの後ろ側に回り、両手を持って大きく前に出してあげる
補助をしたり、隣で一緒に動いてあげるとやりやすくなります。

ウシガエルの動きでは、腕に全体重を乗せるので腕の支持力が強く育ち、
手と足で別々の動きをすることで協応力も養うことができ、
跳び箱の跳び越しにつながる力をつけることができます。
日々継続して行なうことができるように、
様々なアレンジを加えて遊んでみてください。

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