子どもにとっては「遊び」が最大の学びであり生きる土台になります。 アイコン

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子どもにとっては「遊び」が最大の学びであり生きる土台になります。

今の時代の子ども達はとても忙しい子が多く、
平日に学校が終わった後は塾や習い事、スポーツクラブなど
毎日のように予定が詰まっていて、
放課後に友達と集まって遊ぶ機会が少ない子が多いと思います。

しかし、友達との遊びの中で身に付けられることは
大人が思っているよりもずっと多いのです。
友達と仲良く遊ぶためには、ルールを守ったり
時間を守らなければいけないこと、
自分の意見ばかりでなく相手の意見も聞いたり、
お互いに相手の考えや気持ちを推し量ること、
そして時には喧嘩をして仲直りをするということを
繰り返しながら、他人との関係性の構築を学びます。

また、創造性を持って何かに取り組んだり
新しい発見や未知のことにチャレンジすることも
遊びの中では容易に経験できます。
こうした豊富な経験が生きていくための基礎や土台に
なる部分なので、遊びも学びの一つであると考えて
子ども達の生活を見直してみることも大事ではないかと
思います。

私たちが子ども達に運動あそびを提供する時も、
そんなことを大事にしながら子ども達と接するように
しています。

今日は、私たちが提供している運動あそびの
「柳沢運動プログラム」の中から「合図で逃げる」を
ご紹介します。
最初に逃げる場所を設置しておき、
子ども達と一緒に確認します。
子ども達はスタートラインに立ち、
指導者が合図を出したら走って逃げます。
まずは合図を聞いて動くことができれば良いです。

慣れてきたら合図の言葉を変えて行ったり、
逃げる場所を複数設置してみたり、
引っ掛けで間違った合図の言葉を言ってみたりしながら、
少しずつレベルアップして遊んでいきます。
こうしたアレンジでより前頭前野の機能を高められるので、
子ども達の年齢や発達段階などに合わせながら
提供していくのがおすすめです。

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