小学校になっても友達とうまく遊べないという子が増えています。 アイコン

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小学校になっても友達とうまく遊べないという子が増えています。

今、保育園や幼稚園の子ども達、小学校の子ども達でも
友達とうまく遊べない、と言う子がとてもたくさんいます。
友達と一緒に遊ぶということは、友達の誘い方から始まり、
自己主張をしたり相手の意見を聞くこと、譲ったり譲られたりする中で
互いに思いやること、ルールを守ること、異年齢の友達との
関わり方などとても多くの力が必要になります。

こうした力は実際に経験していかなければ身につけることが
できないので、小さい頃から友達と遊ぶ経験のない子は
成長しても友達とうまく遊ぶことができません。

人間関係は生涯にわたってとても重要なので、
子どものうちに遊びの中で人間関係の土台つくりを
しておくことが大切です。

今日は、私たちが提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」の
中から「忍者おつかい」をご紹介します。

タオルやハンカチを足の間に挟んで、ジャンプしながら
縄などの障害物を跳び越えていきます。
忍者が敵のお城に忍び込むという設定で、
ジャンプの時に音を立てないこと、挟んだタオルを落とさないように
気をつけること、障害物に当たらないことを約束して
遊んでみてください。

ジャンプした時に、タオルを落としてしまう子がいると思います。
どの位置に挟めば落ちないかを見本を見せながら
しっかり伝えておいてください。
また、焦って進もうとするとジャンプで音がしてしまうので、
慌てずに膝の曲げ伸ばしの力を使って音のしない
静かなジャンプができるようにしましょう。

途中で上手な子に前に出てお手本を見せてもらったりするのも
おすすめです。
その場合、運動が得意で目立つ子よりも普段おとなしいタイプの
子にやってもらい、みんなの前で拍手をもらうことで
自信をつけてあげると良いと思います。
友達同士の教える、教えられるという関係も大事にしながら
子ども達の社会性、コミュニケーション能力を高めていきましょう。

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