運動あそびの継続で子どもの大きな怪我が減ります。 アイコン

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運動あそびの継続で子どもの大きな怪我が減ります。

「運動は怪我をするから避ける」という園もありますが、
私達が提供している柳沢運動プログラムを取り入れることで、
園内での怪我は擦り傷程度のものはありますが
顔や歯への怪我、捻挫といった大きな怪我は減少しています。

子ども達を怪我から守るためには、基礎的な力を身に付けて
動ける体にしておくことが必要です。
今の子ども達は、自分の体の動かし方を知らない子が増えているので、
幼児期からの運動あそびで基礎力を養っていきましょう。

今日は、柳澤運動プログラムの中から「1本線のクマ歩き」を
ご紹介します。

床にビニールテープで1本線を引いておきます。
四つんばいから膝とお尻を上げて前を向くクマ歩きで
この1本線の上を落ちないように歩いていきます。

腕で体を支える支持力、線から落ちないように歩くバランス力や
空間認知力が必要になる遊びです。
また、途中でバランスを崩した時に体勢を立て直すことで
身体コントロール力や体幹などの基礎筋力も養われます。

やってみると意外と難しく、集中力と抑制力が強く必要になる
遊びです。
速く進むことではなく、正確に手足を運ぶことを大事にしましょう。
そして少しずつ距離を伸ばしていき、10mほど歩けるように
挑戦してみてください。

こうした腕の支持力を育てる遊びを日常的に行なうことで、
転んだ時に手でしっかりと体を支えることができるので
顔や歯への怪我を減らすことにつながります。

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