子どもの年齢に合わせた関わりで生活リズムを整えていきましょう。 アイコン

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子どもの年齢に合わせた関わりで生活リズムを整えていきましょう。

子ども達は幼いうちはまだ体力もないので、
午前中に外などで遊ぶだけでも疲れて
夜早く寝てくれることが多いですが、
次第に体力がついてきて、午前中の遊びだけでは
足りなくなってきます。

一日の体温変化を見てみても、
乳児期から幼児期になるにつれて
一日の中でのメリハリが見られるようになり、
一番体温が高くなる午後から夕方にかけての時間に
たくさん体を動かすことが夜の入眠のためにも
大事なポイントになります。

起床時間、食事の時間、入浴の時間、
遊びの時間などを意識して生活リズムを整え、
子ども達の成長発達をサポートしていきましょう。

今日は、私たちが提供している運動あそび
「柳沢運動プログラム」の中から
「前後カンガルー」をご紹介します。

縄跳びの縄を床に置いたり、少し高さのあるゴム紐の
障害物を用意します。
子どもは縄の手前に立ち、
両足を閉じたカンガルージャンプで
縄を前後に跳び越して遊びます。

腕を振って、両足を閉じて、縄に当たらないように
一定のリズムで跳ぶことを意識しましょう。
ポイントを意識することで、より効果的に
足の指先の力、腹筋や背筋、バランス力、
身体コントロール力、空間認知力などを
育てていくことができます。

前に跳ぶのは簡単ですが、後ろに跳ぶのは
慣れていない子もいるかもしれません。
転んでも怪我をしないように安全に配慮し、
足の指先に力を入れて後方に跳ぶようにしましょう。
もし苦手な子がいたら、手をつなぐ補助を
してあげるとやりやすくなります。

動きに慣れたら、指導者の「前」「後ろ」の掛け声に
合わせて繰り返し跳んでみてください。
時には「前」「前」「後ろ」などランダムにしながら、
聞く力や判断力、集中力もしっかりと育てていきましょう。

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