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継続した取り組みには自発性を促す「楽しさ」が必要です。

子ども達には、身につけなければいけないことがたくさんあります。
生活リズム、マナー、学業、体作りなどなど。。
そしてそれらのことは、一朝一夕で身に付くものではなく
継続的な取り組みが必要です。
しかし、何かを身に付けようと思って始めても
継続できないということは、子どもに限らず
大人でもよくあることです。

やはり、そこにワクワクするような楽しさや
目に見えて実感できるような効果などの要素が
少ないと、大人でもなかなか続けることが難しいんです。
子どもであれば尚更ですよね。

なので、運動でも勉強でも子ども達が興味を持って
自発的に取り組めるかどうかはとても重要です。
私たちはいつも、子ども達が運動することを
好きになってくれるように考えながら
運動あそびを提供しています。

今日は、私たちが提供している運動プログラム
「柳澤運動プログラム」の中から
「ジグザグ歩き&動物歩き」をご紹介します。

ビニールテープや縄などを使ってジグザグのコースを
作ります。
その時、幅の広いところと狭いところや
角度の大きいところと小さいとこをを作って
変化のあるコースにしておくようにします。

子どもはこのコースの中を、線からはみ出さないように
まずは歩いて進みます。
できたら、次は走って進んでみます。
それだけではすぐに飽きてしまったり、
スピードを出しすぎると怪我にもつながるので、
慣れたら次はクマ、ウサギ、カンガルー、カエルなどの
動物の動きで行います。

コースがジグザグで、道幅も場所によって違い、
さらに動物の姿勢で進むことで、
空間認知力や身体コントロール力などが強く養われます。
より発達を促すために、次のステップでは
コースの線をヨーグルトのカップなどを間隔を空けて
置いて作ってみたり、動物の動き以外に後ろ向きで
進んでみるなどのアレンジもおすすめです。

アレンジでは、スピードを競うアレンジではなく
体を器用に動かして巧緻性を高めるように
考えていくのがポイントです。
子ども達の興味とも合わせながら、
ぜひ自分達だけの楽しい遊びを考えてみてください。
コース作りなどを子ども達と一緒に行なうのも
おすすめですよ。

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