絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションになったり
子どもの情緒の発達や言葉の発達などにも良い効果があり
とても良いものですが、絵本を子どもに読み聞かせる時には
読み手の少々の演出も必要です。
一本調子で抑揚がなく、早口で読んでしまうと
子どもには内容がよく伝わりませんよね。
登場人物によって声色を変えたり、
場面によってリズムを変えてみたり、
メリハリのある読み方をしてあげると
子どもも場面が想像しやすく、記憶にも残りやすくなります。
「〇〇はどこかな?」「次どうなるんだろうね」
「赤い車かっこいいね」のように声掛けをしながら
一緒に楽しむだけでも十分です。
親子の絆を深め、子どもの発達を促すためのツールとして
絵本はとても効果的なので、ぜひ上手に活用して
ほしいと思います。
また、親子の絆を深めるには親子のスキンシップも
欠かせません。
私たちが提供している運動あそびプログラムでは、
親子で楽しめる運動あそびも豊富にあります。
今日は運動あそびの中から「抱っこからグルリンパ」を
ご紹介します。
今の子ども達はしがみつく力も弱くなってきているので、
まずは大人が抱っこした状態で手を離して、
子どもが自分の力でしがみつくことができるかどうか
チェックしてみてください。
最初はしがむつくことができずにずり落ちてしまう子も、
繰り返し行うことで手や足のしがみつく力が
ついてきます。
まず子どもと向かい合って、両手のひらを
子どもに向けて出し、親指を握らせます。
そしたら子どもの手を包み込むようにつかんで、
「1,2の3」で跳び上がらせ、
大人のお腹に足でしがみついてみます。
しがみついたら、手を放してそのまま後ろに倒れて
逆さまになります。
この時大人は子どもの足を押さえるようにします。
逆さまになった時に手がバンザイにできていたら、
大人は両手で子どもの腰の辺りをしっかり持って、
子どもの足を手の間から抜くようにして回します。
子どもは下に手をついて足の裏でしっかり着地しましょう。
これが抱っこからグルリンパの遊び方です。
よく、子どもの手を持って大人の足を駆け上がって
回るやり方がありますが、小さいうちは肩がねじれて
危ないので、この方法で肩をねじらずに回ってみるのが
良いでしょう。