昔から、新年になると今年の目標や新たな決意を決めたり
する方が多いと思います。
ダイエット、貯金、運動、禁煙etc..
いろいろな目標を立ててみるものの、
1ヶ月が経とうとしている今頃の時期になると
すでに挫折してしまったという方も多いのではないでしょうか。
そもそも3つも4つも目標を立てて、
行いを改めようとすることには無理があるかもしれません。
無理な目標を立てたことで、それが守れなかった、
達成できなかったという事実を突きつけられ、
それがどんなにやる気をなくさせるかは
誰もが知っていることでしょう。
大人でも、自分の行動を修正するのは簡単では
ないのですから、子どもなら尚更ですよね。
高い目標を掲げるのも悪いことではないですが、
達成できる・勝ち目のある目標を1つだけ選んで
成功につなげ、それによって得られる自信や自尊心を味わい
次の目標に向かっていく方が得策だと思います。
子ども達にとって自信は大きな力になります。
私たちも運動あそびの指導を通して、子ども達の
自信や自己肯定感を高め、それを学習面や人間関係に
活かしたり、持っている能力を伸ばすことに
つなげていきたいと思います。
今日は、私たちが提供している運動あそび
柳澤運動プログラムの中から「スキップで記憶遊び」を
ご紹介します。
まず、跳び箱、平均台、鉄棒、三角コーン、フープなどを
使ってコースを作っておきます。
このコースの中をスキップしながら回る遊びですが、
全てを回るのではなく指導者に指示された場所だけを
たどってくるようにします。
例えば「平均台をカニ歩きで渡ったら、跳び箱の上の
赤いカップをタッチして、コーンをジグザグにスキップで
移動して戻ってきましょう」などです。
移動は基本スキップですが、慣れてきたらクマ歩きや
ワニ歩きで移動する場所を作るのもおすすめです。
コースは1つだけでなく複数作ったり、
子ども達の意見を取り入れていろいろな動きを
プラスしてみても楽しめます。
子ども達も自分達で作った遊びは積極的に取り組め、
ルールもしっかり守ろうとするので、
話し合いの時間なども取りながら楽しい遊びを
作り上げてみてください。