運動あそびで集団生活で必要なスキルを身に付けましょう。 アイコン

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運動あそびで集団生活で必要なスキルを身に付けましょう。

子ども達は大体3歳を過ぎた頃から、保育園や幼稚園での
集団生活が始まります。
入園前と比べて、先生や同年齢・異年齢の友達が
たくさんいる中での生活です。

集団生活では、自分のペースだけでなく周囲の人に合わせて
行動したりする力が必要になります。
そのため、感情をコントロールする力や、人とコミュニケーションを
とる力などがとても重要になってきます。

これらの力を司るのは脳の前頭前野という部分なので、
前頭前野を鍛えることがスムーズな社会生活を送ることにつながるのです。
前頭前野は、運動をすることでその働きが活性化しやすくなります。
子どもにとっては体を動かすあそび、つまり運動あそびが
最も効果的な活動です。
できるだけ多くの経験・体験を心がけながら、子ども達が
心も体もしっかりと成長していけるように働きかけていきましょう。

今日は、私達が提供している柳澤運動プログラムの中から
「カエルの縄越え」をご紹介します。

床に横向きに縄を置くか、高さ5センチほどのゴム紐の障害物を
用意します。
障害物は1本だけでなく、間隔を空けて複数設置してください。

子どもは足を開いてしゃがみ、両手をパーにして
真ん中に揃えてつきます。
このカエルさんの姿勢でジャンプしながら、
障害物を跳び越していきます。
カエルさんは、手と足が同時にジャンプして構いません。
着地も足だけでなく手も一緒につくようにします。

この動きでは主に跳躍力を養いますが、
連続ジャンプで全身のクッションを使うことも覚えられ、
体の調整力が向上します。
また、障害物があることで空間認知力や身体コントロール力なども
しっかりと育てることができます。

年少さんも楽しく遊ぶことができますので、
子ども達の様子に合わせて、また、その日の雰囲気などで
いろいろなアレンジも加えていきながら、
楽しい運動あそびで子ども達の様々な能力を育てていきましょう。

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