生まれたばかりの赤ちゃんは、まず動くことを始めます。
でもまだ最初は、自分の体を思い通りに動かすことは
できません。
たくさん体を動かしてみて、少しずつスムーズに
動けるようになったり、手足を使って
いろいろなことができるようになっていきます。
そして、「動く」ことができるようになってから
「止まる」ことができるようになります。
動くことと止まることをうまく使いこなせるようになると、
自分の思った通りに体を動かし使うことができます。
なので、まずはたくさん体を動かして、
「動ける体」を作ることがとても大事です。
私たちは、子ども達の年齢や発達段階に合わせて
提供できる運動あそび、「柳沢運動プログラム」を
用いて子ども達の心・体・脳の総合的な発達を
促しています。
今日はその運動プログラムの中から
「2人でスキップ」をご紹介します。
友達とペアになり、手をつないでスキップをします。
スキップがまだ上達していない子は、
ギャロップや片足ケンケンでも良いです。
少し慣れたらスキップが上手な子と
ペアになってやってみると、リズムがつかめて
上達につながります。
体格の差があると難しいので、
同じくらいの体格の子でペアを組み、
スピードやリズムを互いに合わせながら行います。
スキップが上達してきたら、
少しずつスピードを上げてチャレンジしてみましょう。
相手に合わせて動くことが社会性を養います。
ペアでの遊びは、集団遊びの基礎にもなるので
いろいろな相手とペアを組みながら遊んでみてください。