子どもの運動不足を防ぐ環境作りや意識改革が大切です。

いま、子ども達の運動不足が深刻になっています。
特に都会では公園など子ども達が遊べる場所が少なかったり、
公園もボール遊びができないなどの制約があることが多く
どうしても子ども達の遊びが室内になりがちです。

また、保育園や幼稚園では園庭がなかったり、
あっても狭いというところも多く、子ども達が十分に体を動かせる
環境が整っていないということもあります。
しかし、こうした環境でも大人の意識次第で子どもの運動量を
確保することは可能です。
子ども達が日々楽しく体を動かすことができるように
考えていきましょう。

今日は、私達が提供している柳澤運動プログラムの中から
「イメージカンガルーカップタッチ」をご紹介します。

赤や緑、黄色など複数の色のカップをランダムに床に配置します。
子どもは両足を閉じてジャンプするカンガルーさんで、
指示された色のカップをタッチしていきます。
カップをタッチする時はしゃがんでタッチするようにします。

そして色の指示を出す時は「赤」ではなく食べ物や物に例えて
「トから始まる丸い野菜」
「おさるさんが好きな細長い食べ物」のような言い方で表現します。
こうすることでイメージ力や理解力、判断力、語意力や語彙力、
そして集中力が強く育ちます。
楽しいと感じている時、集中力がさらにアップするので、
子ども達に合わせた遊び方で遊ぶことがポイントです。

また、カップにしゃがんでタッチする時にスクワットのような
動きができるので、下半身を中心に鍛えられる効果もあります。
急いで行なうと動きがおろそかになり
しっかりと力を育てることができないので、
慌てず正確に行なうことを大事にしてください。

1日の中に少しで良いので、子ども達が全力で動ける時間を設け、
日常生活の中でも少しでも多く体を使うことが
できるように工夫をして、子ども達の運動不足を防ぎましょう。

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