自信や自己肯定感を育むことが子どもを伸ばすカギになります。 アイコン

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自信や自己肯定感を育むことが子どもを伸ばすカギになります。

勉強や運動に限らず、子ども達が自分の得意を伸ばしていく
ためには「自信」や「自己肯定感」が必要で、
とても重要なポイントになります。
子ども達は身近な大人に褒められることで自信を持ち、
自己肯定感を高めながら成長していくことができるので、
まずはたくさん褒めてあげてください。

また、褒める時には何かができた時や良い結果だけを
褒めるのではなく、そこまでの過程や行動などを
できるだけ具体的に褒めてあげることが大事です。
大人の声掛け1つで子ども達の成長の仕方には
大きな差が出てくるといっても過言ではないので、
子どもの持っている力を最大限に引き出し
伸ばしていくことができるようにポイントをおさえた
関わりをしていきましょう。

私達は子ども達に運動あそびによる運動指導を行なって
いますが、子どもが興味を持ち自主的に取り組める工夫と
飽きずに繰り返し取り組める楽しいアレンジ、
子どもがあと少しがんばったら達成できる設定で
達成感や成功体験を多く感じられる内容、
1人1人に合った声掛けや補助など
細かな部分にまで配慮をしながら指導を行っています。

今日は私達が提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」の
中から「シルエットグーパー」をご紹介します。

まずは事前にシルエットカードを作っておきます。
動物の形や足跡、果物、乗り物など身近なものや、
少し難易度を上げて人が何かをしている時の
シルエットなどもおすすめです。

このカードを子どもに見せ、答えが〇だと思ったら
手足を広げて伸ばす「パー」の姿勢。
答えが×だと思ったら両手を曲げて胸の前につけ、
足を閉じた「グー」の姿勢をします。
時々、答えを「〇!」と口に出してしまう子がいますが、
グーパーの姿勢で表現するように約束しておきましょう。

ただの〇×ゲームをシルエットにすることで
楽しさは倍増し、集中力、思考力、判断力、抑制力などを
より強く育てていくことができます。
また、人の動作のシルエットではその人の動作や気持ちを
考えることで脳のミラーニューロン系が刺激され、
相手の気持ちを推察する力も養われます。

子ども達の興味に合わせた内容や難易度で遊び、
子ども達の意見や提案も取り入れながら遊びを
発展させていくことで、より遊びに積極的に夢中になって
取り組めるように進めていきましょう。

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