運動あそびで運動以外の活動への集中力も高まります。 アイコン

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運動あそびで運動以外の活動への集中力も高まります。

今の子ども達を見ていると、疲れやすい、転びやすい、
怪我をしやすい子がとても多くいます。
そして話を聞いてみると、中には保育園・幼稚園に入るまで
ブランコや滑り台などで遊んだ経験がないという子も
少なくありません。

そのため、基礎的な体力や筋力、身のこなしが
身に付きにくくなっています。

楽しく遊んだり、食事をおいしく食べたり、
課題に集中して取り組んだり、
夜しっかり眠って朝すっきり起きるためにも、
体を動かすこと、体力をつけておくことは欠かせません。

子ども達が運動を習慣付けていくためには
何よりも楽しいことが必要です。
楽しい運動あそびの提供、1人1人に合った補助や声掛け、
そしてたくさん褒めながら意欲を引き出し
子ども達の将来につながる力を育てていくことが大切です。

私たちは、子ども達に運動あそびを提供し指導をしています。
その運動あそび「柳澤運動プログラム」の中から
「ウルトラマン」をご紹介します。

フープを使って引っ張ったり引っ張られたりする遊びです。
子ども達は2人一組になり、引っ張る役と引っ張られる役を
決めます。
引っ張られる子はうつ伏せになって、両手でフープを
しっかり握ります。
引っ張る子はフープを握って後ろ向きで引っ張っていきます。

引っ張られる子は、足を閉じて全身に力を入れておきます。
こうすることで全身が一体化して引っ張りやすくなり、
速度が上がったり左右に振られても
体がひっくり返りにくくなります。
引っ張る子は、急に引っ張ったり速度を上げすぎたり
しないこと、後ろに人がいないことなどを
確認しながら気をつけて進みましょう。

相手がやりやすいように考えることや、
相手の動きやタイミングに合わせることで
社会性を育んでいくことができます。

ペアを組む時にも、大人はできるだけ口を出さずに
見守ってあげることでコミュニケーション能力などを
育てていくことができます。
子ども達の様子、年齢などにも合わせながら

こうしたペア遊びを積極的に取り入れてみてください。

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