日常生活や遊びの中でも算数の力は育むことができます。 アイコン

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日常生活や遊びの中でも算数の力は育むことができます。

最近は早期教育が流行っていますが、小さい子どもに計算ドリルばかり
やらせている、なんてことはないでしょうか。
算数というと計算問題と思ってしまいがちですが、
よく見ると生活の中にも算数の力をつけられる要素がたくさんあります。

おやつのクッキーの数、おもちゃの長さや重さを比べたり、
お店屋さんごっこでのお金のやりとりもあります。
日々の子どもとの関わりの中で少し意識した声掛けをするだけで
自然と算数に必要な力が育ちます。
ぜひ子ども達への声掛けでは数や形、色や順番など
いろいろな要素を意識して行なってみてください。

こどもプラスでは運動あそびによる運動指導を行なっていますが、
子ども達の認知的な部分の発達も促せるように指導をしています。
運動あそびを通して社会性やコミュニケーション能力、
言葉の発達や数の概念、空間認知能力、リズム感など
様々な能力を育てていけるように心がけています。

今日は私達が提供している柳澤運動プログラムの中から
「すずめの飛び立ち」をご紹介します。

まずは「すずめ」の姿勢になります。
鉄棒につかまって飛び乗り、肘を伸ばして顔は前に向けます。
足は揃えてまっすぐ伸ばしたままにします。

このすずめの姿勢から、両足を前後に振って反動をつけ
後ろにジャンプして降ります。
着地ではフラフラしないように少し膝を曲げてクッションを
使いながらピタッと静止できるようにします。

両足を揃えて振るので、足の内側の筋肉や腹筋・背筋を
しっかりと養うことができます。
タイミングよく足振りができるように「1,2,3」と
声掛けをしてあげてください。
この時、足が大きく振れていなかったり「1,2,3」の
声にタイミングを合わせられない子は、
落下のリスクや後ろにジャンプしきれずに鉄棒に顎や顔を
ぶつけてしまうことがあるので、
必ず補助について安全に楽しく遊べるようにしてください。

この動きができることが前回りや逆上がりの達成、上達に
つながる基礎になるので、子どもの段階に合わせて遊びを
調整しながら提供していくことが大事なポイントです。

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