運動あそびは子どもの発達段階に応じて合わせていくことが大切です。 アイコン

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運動あそびは子どもの発達段階に応じて合わせていくことが大切です。

子ども達に運動あそびを提供する時には、
子どもの年齢やそれぞれの発達段階に応じたものを提供し、
段階的にステップアップしていくことが大事になります。
また、遊びの種類によって臨機応変に調整をしていくことも
とても大切です。

例えば鉄棒遊びを提供する時、鉄棒の高さはいつも同じでは
なく、その時によって変えてあげると
苦手な子でもやりやすくなったり、得意な子には
難易度を上げることができます。

もしちょうど良い高さの鉄棒がない場合は、
巧技台を置いたり、ゴムチューブなどをくくり付けて
足を乗せられるようにしたり、思い切って遊び方を変えるなど、
工夫しながら遊んでみてください。
いつもと少し違うやり方になるだけで
子ども達は楽しさが増してやる気になるので、
いろいろなやり方で提供してみてください。

今日は、私達が提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」の
中から「色分けすずめポイントジャンプ」をご紹介します。

鉄棒を握って跳び乗り、肘を伸ばして顔を上げて前を見ます。
足も閉じてまっすぐ伸ばしておきます。
そこから足を前後に大きく振って反動をつけ、
後ろにジャンプして両足で着地します。

着地点の辺りには4色ほどの線を5~10cm間隔で
つけておき、まずは線を意識してジャンプする練習をします。
慣れてきたら、事前にどの色に着地するか宣言してから
やってみましょう。

足振りが小さいと後ろに大きく跳ぶことができないので、
鉄棒に顎や歯をぶつけてしまうことがあります。
子どもの胸に手を当てておき、ジャンプのタイミングで
少し後ろに押すように補助をしたり、
うまく後ろに跳ぶポイントを確認したりしてみましょう。

まずは大きなジャンプよりも、狙った位置に正確に
着地することを大事にしながら、慣れたきたらポイント制に
して競争にしてみたりするのもおすすめです。
子ども達の様子や年齢に合わせて、楽しい遊びを考えてみてください。

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