子ども達の運動量の差は大人の意識で違ってきます。 アイコン

最新情報・コラム

子ども達の運動量の差は大人の意識で違ってきます。

新年明けましておめでとうございます。
今年も全ての子ども達が運動を好きになれるように
楽しい運動あそびをたくさん提供していきたいと
思いますので、よろしくお願い致します。

さて、年末年始は大人も子どもも運動不足に
なりがちですよね。
園生活が始まったらたくさん体を動かしたいものですが、
保育園や幼稚園での子ども達の運動量や運動強度は、
園庭の有無や広さだけで決まるものではありません。
保育者が運動に対して前向きで
運動を大事だと思っているかどうかで変わってきます。

1日の生活の中に運動あそびをうまく組み込むことで
無理なく継続的に運動をすることができるので、
ぜひ意識して体を動かせるようにしてみてください。

今日は、私たちが提供している運動あそびプログラム、
柳澤運動プログラムの中から「カエルさんサーキット」を
ご紹介します。

カエルさんは足をがに股に開いてしゃがみ、
手の指をパーに開いて床について手足同時にジャンプしながら
進んでいく動きです。
縄ばしごのような物を置いて、決められたコースの中を
進んでいくようにすると子ども同士がぶつかるリスクを
下げることができます。
顔を前に向けて、腰を低く落として
足だけでなく手もしっかりつきながら行いましょう。

次は「ジグザグカエルジャンプ」です。
小さめのフープを床にジグザグに並べて、
フープの中をカエルジャンプで進んでいきます。
フープを踏まないように気をつけて進みましょう。

次は「クモの巣ジグザグカエルジャンプ」です。
鈴を付けたゴム紐を低い高さで張り、罠を作ります。
この罠に当たらないように、カエルジャンプでジグザグに
渡っていきましょう。
罠は1箇所だけでなく複数あると楽しめます。

ジグザグにジャンプすることで、動きを左右に
切り替える時にお腹に力を入れて足でしっかりと
踏ん張る力が養われます。
そこにフープや罠があることで空間認知力や
身体コントロール力なども養うことができます。

まずはカエルさんでまっすぐ進むことができたら、
次はジグザグにジャンプ、次は高さを加えて
動きを素早く切り替えるというようにステップを
踏んで進めていくのがポイントです。

カエルジャンプは年少さんでも楽しくできるので、
子ども達の興味や育てたい力などに合わせて
遊びを変化させながら、楽しく遊んでみてください。

一覧へ戻る