子どもがやりたがらない時無理強いすると余計に嫌になってしまい逆効果です。 アイコン

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子どもがやりたがらない時無理強いすると余計に嫌になってしまい逆効果です。

子ども達に運動指導をしていると、中には「やりたくない」と
言って参加したがらない子がいます。
そんな時、嫌がっている子に対して無理強いをすると、
余計嫌いになってしまうことがあります。

私達の頭の中の神経は、使えば使うほど筋肉と同じように
強化されるので、好きなことは繰り返すから得意になります。
反対に嫌なことや嫌いなことも、繰り返せば繰り返すほど
嫌いになってしまいます。
嫌な回路を使えば使うほど嫌になるのです。

なので、子どもが嫌がっている活動に無理矢理参加させるのは
良くありません。
やりたくない時にはやらなくても良いという選択肢も
時には必要になります。
ただ、気をつけることとしては、無条件にやらなくて良いのではなく
ルールを決めてやらないようにすることが大切です。

子どもがやりたくない理由にはいろいろな理由があるので、
それを聞いた上で、次の活動はやるとか少し工夫をしていきましょう。

今日は、こどもプラスで提供している柳沢運動プログラムから
「坂道後ろ進み&走り」をご紹介します。

坂道を後ろ向きに進みます。慣れてきたら走ってみましょう。
目線はしっかり進行方向を見て、腕を振りながら進むように
見本を見せながら伝えておきます。

体は後ろ向きですが、目線は前を向いて進むので
前後左右の感覚がわかりにくくなり、普段とは違う感覚になります。
慣れるまではゆっくり進むようにしてください。

坂道を後ろ向きに進むことで、太ももや足の指先の力を
強く刺激することができます。
走るのが苦手だったり、普段転びやすい子にもおすすめの遊びです。
子ども達の育てたい力に合わせて、ぜひ取り入れてみてください。

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