生活リズムを整えることが子ども達の学力、人間力につながります。 アイコン

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生活リズムを整えることが子ども達の学力、人間力につながります。

食事・睡眠・運動といった一日の基本的な生活リズムは、
心身の健康維持や健全な発育発達の面でとても重要です。
今の子ども達は、慢性的に運動不足、睡眠不足に
なりやすく、そこから自律神経の乱れ、集中力や気力の低下、
イライラなどにもつながっていき、対人関係や学力にも
影響が出ているケースがとても多くあります。

特に成長段階にある子ども達にとっては
生活リズムを整えることが最も重要です。

食事、睡眠、運動の1つでも乱れてしまうと
やはり全体が乱れてしまいます。
早寝・早起き、朝ご飯、日中よく体を動かして
夕食をしっかりとり、早寝をする。
という基本的なことを意識して、生活リズムを整え、
子ども達の心身の健康と生きる力を育んでいきましょう。

私たちも、運動あそびを提供しながら子ども達の
総合的な発達を促し、生活全般につながっていくように
子ども達と関わっています。
今日は、私たちが提供している運動あそび「柳沢運動プログラム」
の中から「クマのフープ渡り」をご紹介します。

複数のフープをつなげて並べ、コースを作ります。
子どもはクマさんに変身して、フープの中だけに
手足をついて進んでいきます。
この時、フープに手足が当たらないようにします。
フープに当たらないようにするためには、
フープと自分の体との距離、そして手足を置く位置を
正確に判断する必要があり、空間認知力や身体コントロール力、
そして先を見通す力が育ちます。
これらの力は日常生活の中でも必要な力で、
こうした運動あそびで効果的に育てていくことができます。

大事なポイントは、速く進むことよりも正確に行うことです。
ゆっくりでも良いので、フープの中だけを
フープに当たらないように進むようにしましょう。

そして慣れてきたら、直線のコースだけでなく
ジグザグコースや円のコースにしてみたり、
フープの間隔を広げてみる、
フープの色を複数用意し、入ってはいけない色など
条件を指定してみる、
クマ以外のカエルやカンガルーの動きでもやってみる、
というようにいろいろな遊び方で遊んでみてください。

そうすることで、子ども達は繰り返し継続して取り組むことが
でき、育つ力も何倍にもなります。

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