子ども達が生活スキルを高めていけるような関わりが大切です。 アイコン

最新情報・コラム

子ども達が生活スキルを高めていけるような関わりが大切です。

私達がスムーズに生活していくために必要な能力を「生活スキル」
と言い、子どもが成長していく過程での様々な経験や体験を
通して身につけていく能力です。

ほうきやちりとりの使い方、雑巾の絞り方、洗濯物の干し方、
お皿の洗い方、ご飯の盛り付け方、シーツの敷き方、
とても多くのスキルを大人になるまでに身に付けていくためには、
やはり日常の中での経験が何より大切です。

生活スキルを高めていくために、子ども達ができるだけ多くの
体験・経験ができるようにしていくことや、
家庭でのお手伝いやルール作り、
自分でできることは自分でやらせるようにするなど
大人の意識や働きかけがとても大切です。

私達こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムでは、
運動あそびを通してこうしたスキルの習得につながる
力を育てています。

その運動プログラムの中から「跳び箱でカエルの足打ち」
をご紹介します。
跳び箱に手をつき、指はしっかりと開いておきます。
顎を開いて前を向いたら、手は固定したままで足を後ろに上げ、
空中で1~2回足打ちをします。
「1,2,3」の掛け声に合わせて行なうとタイミングが
とりやすくなり、リズム感も養えます。

この遊びで必要になる力、育つ力は、主に腕で体重を支える
支持力と空中でバランスを保つ腹筋背筋、身体コントロール力、
そして高所感覚です。

地面ではなく跳び箱を使うことで跳躍姿勢が確保しやすく
なりますが、足を高く上げすぎたり、腕で体重を支えきれなかったり
すると落下してしまうことがあります。
必ず、子どもの肩と胸を押さえる補助を行なってください。

足を高く上げて足打ちができるようになると跳び箱や側転で
ふわっとした綺麗な動きができるようになります。
良い見本、悪い見本をわかりやすく見せながら、
イメージを持ってできるようにすることが上達への近道です。

ぜひ楽しく遊びながらできるように、いろいろなものと
組み合わせたり動きを工夫しながら取り入れていってください。

一覧へ戻る